メッセージ
2020-06-01 21:44:00
がんばれ、日本
世界的なパンデミックのもと、ようやく日本経済も前に進むべく、歩みを始めました
この”世界的な危機”をきっかけに世の中は大きく変わっていくのだと思います
今回は私の話を少しさせて頂きたいと思います
私は元々アパレル関係の仕事をしておりましたが、今の職業が生業となったきっかけが”アパレル不況”でした
アパレル業界では色々な経験をさせて頂きました 現場から実績を積み店長になり、そこからまた新たな目標が生まれ、独立して店を持ち会社を設立し、メーカーからもお声かけ頂くまでになって、テレビ番組の衣装を担当させて頂いたり、パリコレに長く携わった仲間のデザイナーと小さなメーカーを立ち上げ、毎日忙しく売り上げも増え、人も増え、そんな時期が15年くらい続きました
アパレル業界は2000年前後を境に苦難の時代へと変貌していきました
このくらいの時期からだったでしょうか。生産も中国のコストを取り入れる風潮に世の中も変わっていきました
毎日暗いニュースばがりで、都内でも夕方になると毎日のように電車が止まってしまうような、本当に暗く、辛く悲しい事ばかりの日々に業界が変貌していきました
そんな中、私は先が見えない理由からアパレル業界を去る事にしました
あまり深く考える事もなく、業界を辞めてしまう形になったのですが、結果は意外なほど毎日が刺激的な日々でした
業界にいた頃は、毎日朝から夜遅くまでスケジュールがいっぱいで、我が身を振り返る時間などもなく、1年などあっという間でしたが、
時間ができて、好きなこと、今まで出来なかった事が心おきなくできるようになり、しばらくは毎日のように遊んでいました
そんな日々も落ち着いてきた頃、次の事を考えるようになったのですが、でも今さらバイトなんてできないし、、
そんなある日、かの「光通信」さんの求人を目にします
それは「ありえないくらいの好条件」の内容でした
今から考えると、仕事内容に興味を持ったというよりは、どちらかといえば「好条件」目当てで、アパレル業界しか知らない人間が務まるのだろうかなんて心配も不思議となく、業務内容を理解する事すらほぼない状態で始めます
そんな理由で飛び込んだアウトバウンド、テレアポ業界ですが、あまりに今までと違う全てが非常に楽しく、昨今の働き方改革の時代にはありえませんが、毎日夜遅くまで仕事をしていました
現在は分かりませんが、当時の光通信さんは成果報酬の考え方で、残業代などもありませんでしたが、とにかく業務全てが面白く、あまり仕事をしている感覚もなかったように思います
それからまた元のような「毎日が急速に加速していく日々」が始まりました
毎日夜遅くまで会社にいた事もあって、次の日起きれず9時出社のはずが昼前くらいに歩複前進しながら出社し席に着く、またその日も遅くまで、、、というふうに
気が付けば10ヶ月目で全国ランキング2位
一般的な会社員でもこのような額のお給料を手にする事が出来るものなのだと驚いたものです
この仕事にのめり込むようになったのも、このあたりからでした
この経験は次のジュピターテレコムさんでアウトバウンドを行う上でも、とても良い経験になったように思います
大手の営業会社はどこも同じかもしれませんが、毎月のように「(営業の)腕っぷし自慢」のような方が次々と入社してくるのですが、
前の会社で実績を上げたという、いわゆる” 実績ホルダー ”さん達です
会社の頂点付近にいると、毎月次々と新しい実績ホルダーさん達が打倒を掲げ勝負を挑んでくるのです(笑)
なぜそれが良い経験なのかと言えば、本来営業職というものは弱い人達の中で競り合いを続けていても、強くはなれないからです
何年か前の話ですが、良く当たると評判の占い師の方に「あなたは戦うために生まれて来たような人」と言われた事があります
同僚から「ずっと頂点にいる気分って、どんな感じ?」と聞かれた時もうまく表現する事がで出来ず
「毎日ゲーセンみたいな所で遊んでいてお金がもらえているような感じ」と答えていた事があるのですが、実は私自身、自分にこういう要素があるという事も、近年認識したくらいで、あれほど色々な事に取り組んでいたアパレルの頃でさえ、認識できていない自分自身の部分が実はあったのだという事なのです
飛び込んでみる事で結果道が開く、新しい発見がある事もあるという事なのです
「ピンチをチャンスに変える」という言葉は良く耳にはしますが、自分自身どういう言葉なのかと問いかければ、実はあまりピンと来ない方も少なくないかもしれません
しかし、単純に言えば、こういう事なのではないでしょうか
なるようになる、深く考えすぎない、その時々を大切にする 無意味な時に頑張りすぎない とりあえず進んでみる、駄目なら他を考える
事業もそうだと思います 最近見たコロナのニュースの話ですが、都内の居酒屋が店の前に「居酒屋や~めた」という大きな看板を立てて鮮魚店になったと報道され話題になっていました
それでいいのだと思います
乗り切れそうなら、そこに留まり最善を尽くす 頑張って、それでも無理だと思えるなら無理せず他を探す、そこからまた新しい道を発見し、そして道が開ける
こういう柔軟な考え方が、これからの時代は必要なのだと思います
これから、よりこういう時代に変わっていくのだと思います
今日は6月1日
緊急事態宣言が一旦解除され、全国的にまた新たに歩みを始めた日本経済
だからいま、このタイミングだからこその、「がんばれ、日本!」